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輸入元正規代理店　ジェロボーム蔵出し　資料元　営業松田様南部ローヌを代表するアペラシオン、シャトーヌフ・デュ・パプの生産者として 最高評価を受けるドメーヌ・ペランのシャトー・ド・ボーカステル。

　 シャトー・ド・ボーカステルの歴史は1687年にボーカステル家がプロテスタントからカトリックへの改宗の褒美としてフランス国王ルイ14世から譲り受けたという由緒ある土地から始まりました。

かねてより評判であったその畑を、ペラン家が1909年に購入し、以降100年以上に渡りペラン家が所有しています。

シャトー・ド・ボーカステルは、130haほどの1つの地続きの土地という珍しい畑。

うち70haがシャトーヌフ・デュ・パプの最北端にあり、30haは道路を挟んだ反対側、コート・デュ・ローヌACの「クードレ・ド・ボーカステル」となります。

残り30haは新しいブドウ畑の区画として準備している最中です。

アルプスの洪積層に覆われた中新世（第三紀）の海洋性砂岩の土壌。

ブドウは手摘みされ、熟練した職人の手によって選別されます。

「ワインは多数の品種がブレンドされているほど、味わいに複雑さが増す」との考えから、 ボーカステルではシャトーヌフ・デュ・パプの認定13種類全てが植えられており、 その90%以上が黒ブドウ。

特にムールヴェードルの可能性に着目し、情熱を注いでいます。

平均樹齢は65年と非常に高く、ルーサンヌ、ムールヴェードル、グルナッシュに関しては100年以上の樹も植えられています。

樽に頼らない深い果実味が特徴の、クリーンなワインを生み出しています。

　 ペラン家は1909年からの歴史を持つ、家族経営を貫く生産者で3代目のジャック・ペラン氏の時代から有機栽培を始め1964年以来、畑に化学肥料を使用していません。

「そのころは有機農法というだけで、周囲の人々から変人扱いされた。

当時は除草剤にしても 肥料にしても化学薬品メーカーの力が強くて、だれもが深く考えずに使っていた。

」という時代から、 有機栽培にこだわる栽培方法を5代目となった今でも大切にしており、 現在はオーガニックの認証を受けています。

こうした取り組みにより、シャトー・ド・ボーカステルは、 手厳しい評価で有名なフランスのワイン評価誌ル・メイユール・ヴァン・ド・フランスで シャトー・ペトリュスや、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、 クリュッグ、ロマネ・コンティなどと共に最高の3ツ星を獲得。

ロバート・パーカー氏からも「南ローヌ最高のワイン」と5つ星の評価を受けています！　 オマージュ・ア・ジャック・ペランは、素晴らしいヴィンテージにだけ造られる特別なキュヴェ。

有機栽培を開始し、現在のボーカステルの基礎を作り上げたジャック・ペラン氏の功績を称えています。

こちらのキュヴェのジャック・ペランは、1989年、1990年、1998年、2007年、2010年と100点満点を叩きだしております。

2012年のシャトーヌフ・デュ・パプ地方は穏やかな天候の年明けと凍てつく寒さの2月に始まり、 清々しく湿気のある春、乾燥した7月、非常に暑い8月と、理想的な天候に恵まれ、偉大なヴィンテージとなりました。

5代目のマーク・ペラン氏が「非常に好きなヴィンテージ」と話す2012年の特徴は とにかく、甘みのあるシルキーなタンニン。

まだ若いヴィンテージでありながら開けたてからゴージャスな香りとやわらかい舌触りに魅了されます。

良く熟し、凝縮したブドウを少量のみ実らせる、古いムールヴェードルの樹から収穫。

生産者自らが「まさに偉大なるワイン」であると語る逸品です。

ブルーベリーやブラックチェリーの赤・黒系果実の香り、甘草やタイム、ローズマリーなどのハーブ、燻製した鴨肉などの濃厚なアロマ。

血肉を思わせるようなパワフルさや厚みが感じられ完熟したムールヴェードルの洗練された味わいに驚かされます。

非常に濃厚な色調。

緻密な構成で、フィネスのある威風堂々としたスタイル。

向こう10年は熟成させたい、特別なキュヴェです。

驚くほどに凝縮した果実味の層が幾重にも重なります。

実に奥深く複雑で、リッチな味わいに魅了されます。

再試飲にて100点満点は確実か？！